釣行記

2024/06/05 長尺浅ダナ両ダンゴとウキのテスト 群馬県 海老瀬フィッシングセンター(おばやんち)釣行記 

今回はやりたいこと、試したいことが決まっていました。何度かお話していますが、浅ダナ両ダンゴは私が最も得意としている大好きな釣りの1つ。場所によっては中・長尺の竿を用いて浅ダナ両ダンゴをやるときもありますが、その場合はウキのセレクトに迷うことが多々ありました。最近はそんな内情を知った釣り仲間から「使ってみて。」とグッドタイミングでウキを譲り受けた事もあって、長尺浅ダナ両ダンゴにマッチしたウキを試す機会をうかがっていました。この時期長尺浅ダナ両ダンゴが非常に効果的となる釣り場と言えばおばやんち1択。素早く用意を済ませたら2日連続となる海老瀬フィッシングセンター(おばやんち)へ。

2024/06/05 群馬県 海老瀬フィッシングセンター(おばやんち) フィールドデータ

今日は終日晴天となりました。思った以上に湿度が高く蒸し暑い1日でした。

当日のフィールドデータ

2024/06/05 10:00~15:00
天候:晴れ 前日は曇りのち晴れ
気温:26℃ 前日より2℃上昇
水温:24℃ 前日より1℃上昇
水質:クリア
水量:平常
風 :南向きの風少々。

盛期のおばやんちでは少し緑色を帯びている水色が特徴的。活性の高いヘラブナ達が好みそうな水色です。

水温は前日よりも0.5℃上昇。超絶適水温の環境は、ヘラブナの活性をさらに押し上げます。

今回使用した道具と仕掛けのセッティング

今回テストしたウキ達。強いサワリやウケにも耐える高い浮力とナジミ際の小さなアタリをとらえる繊細さが、盛期の両ダンゴでは必須スペックと言えます。

今回使用した竿と仕掛け

竿:15尺
ウキ:パイプトップ7㎝ボディ
道糸:東レ(TORAY) 将鱗へら ストロングアイ1号
ハリス:将鱗へら スーパープロPLUS 上下・0.5号 25~40㎝
ハリ:上下・オーナーばり バラサ7号 

今回のテーマに合わせて選んだ竿は15尺。良い意味でも悪い意味でも中途半端な長さは、ウキのセレクトに1番悩む長さと言えます。普段愛用している浅ダナセット用のウキや短竿両ダンゴ用のウキと比べ、少し太めのボディとトップを備えた今回のウキは、浅ダナ両ダンゴに不可欠な精度の高い振込みに必要となるオモリ負荷量も十分。今日はウキのパフォーマンスを確認する事が最重要事項だったのでウキのバランスだけを重視して全7目中5目出しでエサ落ちとしました。

本日のエサとブレンド

今回のブレンドパターンはかなり変則的。おばやんちで高実績なエサを全部入れにしてバランスを整えたダンゴで挑みます。

ウキの性能を見るために今回は少し個性的なブレンドパターンをチョイス。おばやんちで非常に効果的なペレット系のエサをベースにわざと「芯華」をブレンドして重さをプラスしました。

ダンゴの底釣り芯華:0.5(50cc)

水:1(100cc

ペレ軽:2(200cc)

カルネバ:1(100cc

凄麩:1(100cc

実釣開始

今日最も重要だったのは「ダンゴのタッチ感」ちょっとしたアオリでも直ぐにエサが落ちてしまうくらいゆるく柔らかいダンゴでなければサワリすらもらえませんでした。

2日連続のおばやんち釣行だったので、正直なところほぼほぼ状況は見えていました。釣り座は昨日とは真逆の東側桟橋となりましたが、開始15分ほどで反応が出始めて直ぐにポロポロと竿を絞る事が出来ました。今回の目的は新しいウキのテストが大半を占めていましたが、実はもう1つ隠しテーマを持っていました。それはおばやんちで有効となる秘密のブレンドパターンを開発すること(笑)。長いことおばやんちに通い、様々な釣りを試していると必然的にこの釣り場独特の魚の「クセ」なんかもおぼろげながらに見えてきます。反応のすこぶる良いエサ、有効なエサなんかもなんとなく解るようになり、特効的な効果を持つエサを組み合わせて作るダンゴは果たしてどんな結果をもたらしてくれるのか?というのも非常に興味がありました。どちらかというと高難易度に分類されるおばやんちだからこそ明確な差が出るだろうと試してみましたが上記のブレンドパターンはヘラブナこそ良く寄るもののなかなか喰いアタリにつながりません。ウキの動きを見る限り、おそらくはダンゴのふくらむタイミングが遅いのだろうと手水を加えてタッチ感を整えると強い喰いアタリが出るようになりましたが今度はエサが持ちません。アタリの出るタイミングはナジミ際が多く典型的な浅ダナ両ダンゴのパターンではありましたが、ヘラブナは確実にウワズっている状態であり、ウキが立ちエサ落メモリまでナジミが入る前に強いサワリによってエサが落とされてしまう状況でした。

エサを持たせるためにタッチを硬く仕上げるとサワリが消える。手水を加えて柔らかくすると今度はエサが持たない・・・ヘラブナ釣りあるあるの状況に陥った私はエサがナジミ切るスピードを速めてみようとハリスの長さを30/40㎝から少しずつ詰めて25/35㎝へ変更。サワリや喰いアタリはさすがに減りましたがヒット率の高いアタリが増え始めて釣果は順調に積み重ねる事が出来ました。

午後は全てリセットし、普段長尺浅ダナ両ダンゴで使っているいつものセッティングを試してみる事に。ウキを7㎝ボディ→8㎝→9㎝と変更し、ハリスの長さは元通りの30/40㎝に変更。使い慣れたセッティングはストレスも少なく、釣りのペースこそ変わらなかったものの楽しみ時間を過ごすことが出来ました。

長尺浅ダナ両ダンゴとウキのテスト 群馬県 海老瀬フィッシングセンター(おばやんち) 釣果と振り返り

今回は得意な浅ダナ両ダンゴだった事もあり、目標の30枚をクリアしました。昨日のリベンジは見事に成功です。

釣果よりも様々な経験を優先した今回の釣行はいろいろと得るモノがありました。肝心なウキの方は少し浮力が足らないと感じる場面が多く、もう1サイズ大きなウキの方が私の長尺浅ダナ両ダンゴにはマッチしそうです。裏テーマとしていたエサの方は正直微妙なイメージ。一定の効果はあるものの、少しピーキーな特性は使うシチュエーションやタイミングにとてもシビアな感じです。2ボール目はカルネバを抜いてペレット系のエサと相性の良いGDを使ってみようか考えましたが今日のメインはウキのテスト。エサをいじくるのは次回に持ち越す事にしました。さらにアレンジを加えてヒゲトロのバラケに使うと高い実釣性能を発揮しそうな気がしますが、また別の機会に試してみたいと思います。

★本日のリザルト★

釣果
満足度
おすすめ度

最後までお読みいただきありがとうございました。

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