釣行記

2024/05/27 へらエサパワーブックの最新ブレンドとチョーチン両ダンゴ 埼玉県 加須吉沼釣行記

次の平日休みは加須吉沼で短竿チョーチンをやるか?おばやんちで長竿の浅ダナをやるか?最近は休みの予定表を見るたびにソワソワしていました。ここのところ浅ダナばかりだったし、加須吉沼にはここしばらく顔を出せていません。そんな理由から自分の中では吉沼×チョーチンの図式が優勢でしたが、当日は朝から天候が悪く家を出る頃にはシトシトと雨が・・・曇天や悪天候のおばやんちでは、今まで良い釣りが出来ていた経験もあり、少々心が揺らぎましたが、今回は初志貫徹で 加須吉沼 へ。

2024/05/27 埼玉県 加須吉沼 フィールドデータ

今日はあいにくの雨模様でしたが降水量も少なく、気温も安定していて非常に釣りやすい1日でした。

当日のフィールドデータ

2024/05/27 9:30~14:30
天候:雨のち晴れ 前日は曇りのち晴れ
気温:26℃ 前日と同様
水温:22℃
水質:クリア
水量:少し(10㎝ほど?)増水
風 :昼過ぎ頃から南風。水面が少し波立つ程度

当日の水色はかなりクリア!!浅いタナをウロウロしているヘラブナ達が良く見えるほどでした。

気温と同じく1日を通して安定していた水温は約22℃。イヤでも釣果に期待してしまします。

今回使用した道具と仕掛けのセッティング

ナジミのスピードやエサの持ち具合、アタリの出るタイミングでウキのボディサイズをチョイスする事は、ヘラブナ釣りの基本と言えます。

今回使用した竿と仕掛け

竿:8尺
ウキ:グラストップ9㎝ボディ→PCトップ11㎝ボディ
道糸:東レ(TORAY) 将鱗へら ストロングアイ1号
ハリス:将鱗へら スーパープロPLUS0.5~0.6号 上・30~45㎝ 下・40~65㎝
ハリ:上下オーナーばり バラサ6~7号

今回は最新版のへらエサパワーブックに記載されていた「管理釣り場の規定最短尺推奨ブレンド」に習い、8尺をセレクト。季節的な背景を考えれば「ダンゴを追わせて釣る」方向性になるだろうと予想して、スタート時のセッティングはウキ:PCトップ9㎝ボディ(10目中6目出しでエサ落ちのセッティング)、ハリス0.6号45/60㎝、ハリは6号でスタートとしました。

本日のエサとブレンド

いつも似たり寄ったりのブレンドパターンではちょっとアレなので、今回は最新版のへらエサパワーブックに掲載されていたチョーチン両ダンゴ用のブレンドパターンを試してみる事にしました。

本日のメインディッシュはへらエサパワーブック推奨の短竿向けチョーチン両ダンゴブレンド。カクシンベースのダンゴはエサのコントロールもしやすく、練り込みや手水を打つことで狙い通りのタッチ感を再現出来ました。

カクシン:4(400cc)

凄麩:2(200cc)

バラケマッハ:1(100cc)

水:2(200cc

★普段メインとしているチョーチン両ダンゴのブレンドパターンはコチラ★

最強!釣りたい人のためのチョーチン両ダンゴおすすめエサブレンド3選ダイナミックなアタリと高い実釣性能、抜群の安定感で人気の高いチョーチン両ダンゴの釣りは、比較的良型が揃いやすく盛期のヘラブナ釣りでは外す...

実釣開始

今日の釣り座は中央桟橋西側の174番でスタート。加須吉沼の中では激戦区と言えるポジションで実釣開始です!

月曜日とあってか小雨の降るシチュエーションでも意外と釣り人の多い加須吉沼。ほとんどの方が10~12尺くらいのチョーチン両ダンゴをやっていて朝からそこそこ竿も曲がっていました。私は宗教上の理由で8尺としましたが、本日の1枚目が釣れたのはなんと2投目。ゆっくりとナジミの入るウキが突然ズバッと消し込まれた瞬間は目の覚める思いでした。それ以降はナジミ際でウケが入り、カラツンを交えながらもスパスパと力強くウキが引き込まれ、開始早々理想的な展開で釣果を重ねていきます。

珍しく狙い通りのスタートに気を良くした私は、今日の目標を50枚と早々に決めつけましたが、時間を追うごとにタナより上でのウケが強くなりエサが持たなくなってしまいます。ダンゴを大きく、しっかりとハリ付けするようにして対策しますが、今度は予想通りカラツンラッシュ。これは前回の椎の木同様、他の方法でエサをタナまで持たせる必要があります。

1番手っ取り早くかんたんなのはハリスを短くしてエサのナジミを早くすること。次にハリを1サイズ大きく重くすること。ハリスを細くすること。ウキを大きくしてオモリ負荷量を増やしタナに入るスピードを早めること・・・。現在の症状を改善させる対策手段はいろいろありますが、ウキの動きを見るているとヘラブナ達の活性は高く反応も素直。最も効果的だと感じたのはウキの交換だったため、1ボール目を半分と打たずしてウキをグラス9㎝→PC9㎝→PC11㎝へと段階的に変更していきます。

ウキを差し替えてナジミのスピードが圧倒的に早くなったセッティングはナジミ際でエサを落とされにくくなり狙い通りの深いナジミが出るように。それに伴ってアタリの出るタイミングも安定し始めました。しかしながらカラツンは思っていた以上に減らなかったためハリを6号→7号に変更し、ハリスも0.6号→0.5号に変更する事で物理的なエサ持ちをアップさせ、代わりにダンゴへ手水を打ってカラツン対策を実施。1番ヒット率の高かったナジミ際の早い反応をメインに深ナジミ→返しの喰いアタリまで幅広く拾うスタンスとしました。

午前中は雨~曇りの天候でヘラブナ達のタナもどこかぼやけたイメージでしたが、午後に入ってからは晴れ間も見えるほど回復。タナもかなり凝縮しはじめて今まではほとんどナジミ際のダンゴを「追って」で出ていた喰いアタリも深ナジミ~ウキが返してきたタイミングで喰いアタリが出るパターンへと変化し始めていました。また、カラツンも再度目立つようになったため、カラツン防止&手返しアップのためにハリスを少しずつ詰めて40/50㎝に。しばらくは好調でしたが、ヘラブナが厚く寄るとウキを水中に引きずり込んでしまうような強烈な糸ズレも多くなったので最終的にハリスは30/40㎝まで短くしてウキの動きはやっと安定。1日を通して拾って行く感の強い釣行となりましたが、型の揃った大粒のヘラブナ達は引きも強く、楽しい釣行となりました。

へらエサパワーブックの最新ブレンドとチョーチン両ダンゴ 埼玉県 加須吉沼釣行記の釣果と振り返り

50枚を目標としていましたが、1歩届きませんでした。今日1日釣りした感じ、加須吉沼のポテンシャルを引き出すならやっぱり浅ダナ両ダンゴだったのは?と感じます。

本当はもっと入れ食い状態になる展開を予想していた今回の釣行でしたが、イメージしていた以上に難しい展開となりました。特に「エサ」と「仕掛け」のバランスが難しく、理想的なタイミングでアタリを出せているにも関わらず釣果に結び付けられない時間が多くありました。ウキの動きを見ながらいち早く最適解を導き出せるようにするにはまだまだ経験が足らない様子です。年間を通して見ても釣果にも展開にも1番期待の持てる釣りの楽しい時期となったので、これからも時間とお金が許す限り、釣り場に足繫く通いたいと思います。

★本日のリザルト★

釣果
満足度
おすすめ度

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 ★過去の加須吉沼釣行記はコチラ!★ 

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