今年のGWはまとまった連休をもらう事が出来ました。
この様な長期連休は、ほとんどの場合仕事となるので予定を組んでいませんでしたが、いざ休みとなるとそれほどやりたい事や行ってみたい場所が見つかりませんでした。元々人混みが嫌いな性分のため、どこに行っても混んでいる連休中は出掛ける気にはなれません。子供2人と妻はそれぞれ予定があるらしく、「たまの連休好きなように過ごしたら?」とありがたいお言葉を頂いたので、連休中は気ままに釣りに行こうとざっくりとだけ決めていました。連休初日はおばやんちに行って浅ダナを決め込もうと密かに考えていましたが、スロースターターな私が現地に到着した頃、大人気フィールドのおばやんちはすでに満席だったため、急遽お隣の 砂利穴 へ。
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2024/05/03 群馬県 板倉の砂利穴 フィールドデータ
田植えの準備が始まった地元では、様々な用水地で水を引き込み始めました。今回遊びに行った砂利穴もその影響か、前回よりもかなり水位がアップしていました。(と言ってもやっと平水位に戻ったイメージです。)
当日のフィールドデータ
2024/05/03 10:00~14:00
天候:晴れ 前日も晴れ
気温:24℃ 前日より4℃上昇
水温:21℃
水質:少し濁り気味
水量:平水位
風 :南風、微風
当日の水色。少し濁りが入っている印象でしたが、主のアオちゃんに大好物のパンをおすそ分けしてから釣りを開始します。
水温は21℃。ここ最近はどこの釣り場でも20℃を下回らなくなってきました。
今回使用した道具と仕掛けのセッティング
今日キーとなったのはエサの硬さと大きさ、持たせ方でした。チョーチンらしく狙ったタナへ分厚くヘラブナを寄せ、しっかりとアタリにつなげられるエサ付けが重要でした。
スタート時セッティング
竿:9尺
ウキ:PCトップ9㎝ボディ
道糸:東レ(TORAY) 将鱗へら ストロングアイ1号
ハリス:将鱗へら スーパープロPLUS0.5号 上・40㎝ 下・50㎝
ハリ:上下オーナーばり バラサ6号
竿は8尺から9尺で悩みましたが、先に手に取ったのが9尺だったので9尺をチョイス。ウキやハリ、ハリスの長さは、普段スタンダードとしているセッティングからスタートしました。ウキのセッティングは6目出しでエサ落ちのセッティングとし、この時期らしくウキが立ってから深ナジミするまでの早いアタリをとらえる作戦です。
本日のエサとブレンド
エサのイメージ画像を取り忘れてしまったため、今回の画像は過去に使用した物の使い回しです。実際のブレンドパターンとは異なります。
今日はエサの違いによるヘラブナからの反応にそれほど変化が得られなかったため、1ボール目のブレンドパターンをベースに終始押し切りました。
カクシン:5(500cc)
コウテン:1(100cc)
バラケマッハ:1(100㏄)
水:2(200cc)
少しボソッ気を出すためにカクシン+コウテンのゴールデンコンビにマッハをプラス。少し硬く仕上がったダンゴベースに、ウキの動きを見ながら手水を加えて状況に合わせていきます。
実釣開始
先ほど紹介しましたが、砂利穴には公式のマスコット(主)であるアオウオの「アオちゃん」がいます。1.5mをゆうに超える立派な魚体を画像越しに十分伝えられないのが非常に残念です。
砂利穴は足元から水深のある管理釣り場で、チョーチン系の釣りには持ってこいのシチュエーション。メーター規定があるものの、盛期では浅ダナ、チョーチンともにセット、ダンゴで満足度の高い釣りが期待出来ます。前回の砂利穴釣行で触れたように比較的小規模で閉鎖的な環境は外的な要因を非常に受けやすく、釣れる時と釣れない時の差が大きく開きます。こればっかりは実際に釣りをしてみないとわかりませんが、釣れない時の砂利穴は、何をやっても釣れないイメージです。そんな1種のギャンブル的要素を含んだ砂利穴釣行。エサを打ち始めてしばらくするとウキの周りにヘラブナがチラホラ見え始め、コンデションは悪くない様子です。どっぷりと深ナジミさせることを意識しながら打ち続けていくと、やがて泡付けが発生し、1節残して耐える展開が多くなったウキが2節目を返してくるころチクッと鋭いアタリを出すパターンが多くなりました。それ以上粘ってしまうと、ヘラブナからの反応は途端になくなることが多かったため、今日はしっかりとウキをナジませてから2節返してきたところで早々に見切りを付けて打ち返す事としました。手返しスピードの上がった展開は、ヘラブナより一層タナに厚く寄せる事にも成功し、ナジミ際のウケも強くなり始めました。振込みからのナジミ際→ウキが深ナジミして返すまでに集中していくと小さいながらも明確な喰いアタリが連発し、面白いように釣果を伸ばす事が出来ました。コツはエサがタナに入った時にちょうど食べ頃の状態になるようコントロールする事。少しでもエサ付けに失敗するとエサがタナまで持たずに喰いアタリが出なかったり、カラツンになったりします。この辺りの調整はウキを見ながら(ヘラブナの寄り具合やはしゃぎ具合)となりますが、狙ったタイミングで喰いアタリの出るチョーチン両ダンゴは非常に楽しく、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
チョーチン両ダンゴ開幕!! 群馬県 板倉の砂利穴釣行の釣果と振り返り
途中でカウントをサボってしまったため、実際にはもうちょっと釣れています。
春というよりも初夏に近い連休初日。晴天コンデションに恵まれて何とも田舎らしいほのぼのとしたシチュエーションでストレスなく釣りをする事が出来ました。まだ両ダンゴシーズンが始まったばかりだからなのか、砂利穴としては少しヘラブナが小振りだったような気もしましたが、これからの時期が非常に楽しみな釣行となりました。仲良くなったとなりのお父さんは医者から釣りを止められていたそうですが、あまりの天気の良さに思わず釣りにきてしまったそうです。今となってはお父さんの事が少し心配ですが、よくよく考えたら医者に釣りを止められる状況ってどんな状況なんでしょうか?もしかしたら連休中はそのことが気になって夜も眠れないかもしれません(笑)。
★本日のリザルト★
釣果
満足度
おすすめ度
最後までお読みいただきありがとうございました。
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