釣行記

2024/01/13 両グル鉄板ブレンドで短期決戦! 栃木県 田島池釣行記

連休2日目となった週末。今日は土曜日ということもあり、午後から家族の予定が入っていました。朝は朝でスロースターターな私にとって、短時間で満足度の高い釣りをするなら行く場所は限られます。厳寒期に効果的な釣りの中で代表的なモノと言えばセット系(段底を含む)と両グルなどが直ぐに思い浮かびますが、最近はセット系の釣りばかりだったので、たまには両グルの底釣りをやりたいと思っていました。もろもろの条件をクリアし、かつ両グルでも釣果を望める釣り場と言えば・・・やっぱり今回も 田島池 へ。

2024/01/13 栃木県 田島池 フィールドデータ

到着時の天気は晴れていましたが今日は午後から下り坂の予報が出ていました。実質4時間あるかないかの短時間釣行スタートです!

当日のフィールドデータ

2024/01/13 10:00~14:00
天候:晴れ 前日も晴れ
気温:8℃ 前日より4℃下降
水温:6℃
水質:平常
水量:平常
風 :午後から東風。だんだん強くなる

当日の水色。最近は季節風が強く吹いたためか厳寒期特有のクリアアップはありませんでした。

水温は約6℃。釣り座はここ最近の定番となっている101番で実釣開始です!

今回使用した道具と仕掛けのセッティング

今回の釣行は、様々な道具の性能や使用感を再度チェックする側面もありました。釣果にこだわらないテスト的な立ち位置の釣行は、発見するものも多くあります。

スタート時セッティング

竿:12尺
ウキ:グラストップ6㎝ボディ
道糸:東レ(TORAY) 将鱗へら ストロングアイ0.6号
ハリス:将鱗へら スーパープロPLUS 上0.4号 ・50㎝ 下・0.4号 57㎝
ハリ:上下・オーナーばり リグル4号 

竿は長くもなく短くもない12尺でスタート。ウキはこの竿で快適に扱える最下限の大きさである6㎝ボディを採用し、ナイロンライン0.6号と合わせて真冬特有の小さなアタリを繊細にとらえるセッティングをベースとしました。共エサ系の釣りではバラサを多用するにもかかわらず、今回リグルを使用したのはちょうど良いサイズのハリを家に忘れてしまったためです(笑)。こういった部分が私の釣果が上がらない最大の要因と言えるでしょう(泣)。

本日のエサとブレンド

今日は久しぶりに知る人ぞ知る有名ブレンドを使いました。グルテンLLと1:1の配合比率を変えるだけで変化する特性は、様々な状況に対応します。

効果的なグルテンのブレンドパターンは様々ありますが、今日は過去に某有名管理釣り場で絶大な威力を誇ったブレンドを久しぶりにチョイスしました。

グルテンLL:1(50cc)

1:1:1(50cc

水:2(100cc

メインとしたグルテンの仕上がりはちょっとボソッ気のある仕上がり。四季単品よりもボソッ気が少なく、モチッとしながらもベタ付かずまとめやすい特性は初心者の方にもうってつけです。また、LLと1:1の分量を変更するだけで「持たせる」「開かせる」の調整がしやすい部分は、ベテランやエキスパートの間で根強い人気を誇る最大の理由となっています。

今日は珍しく、ヘラブナを寄せるためのダンゴも用意。ダンゴの底釣り冬:1+ペレ底:1のブレンドパターンは集魚性能も高く、この時期のおすすめです。

実釣開始

グルテンの大きさは小指の爪程度。ハリがやっと隠れるくらいのサイズが好反応でした。グルテン特有の「軽さ」と「ふくらみ」を活かすようにフワッとまとめて優しくハリ付けする事も釣果を重ねる大切なポイントでした。

もはや定番と化している週末の田島池釣行。今日は両グルを試すためにやって来ました。この周辺で両グルが有効な釣り場と言えば田島池の他におばやんちがありますが、休日のおばやんちは私のようなスロースターターにとって有望な釣り座は望めません。ましてや数よりも型重視のおばやんちではこの時期、1日集中して両グルを貫いても片手であまるかどうか?の釣果が精一杯でしょう。今日は新しくセッティングを出した仕掛けや、導入したウキの調子をテストするという隠しミッション+時間制限もあることを考えれば、自宅から1番近場でどんな釣りでも釣果が期待が持てるうえに、価格もリーズナブルな田島池がベストな選択と言えるでしょう。

また、今日の両グルでは久しぶりにとあるブレンドパターンを試そうと思っていました。自宅のエサ箱をひっくり返し、引っ張り出してきたのはグルテンLLと1:1マッシュ。かつて某有名管理釣り場で生みだされ、猛威を振るったブレンドパターンには、私も何度となくお世話になりました。最近では四季やわたグルなど単品でも超優秀なグルテンがメインになることが多く、使用機会が無くなっていましたが、あらためてその威力を見てみたくなった次第です。

前置きが長くなりましたが、私にとっての定時となる10時頃に実釣開始。はじめの5~6投くらいまでは用意したダンゴを振り込んで寄せに徹します。振込みはこの時期のポイントとなる「同じ場所へ正確にエサが入るように」慎重にラインをコントロールしエサを誘導。0.6号の細糸は水や風の抵抗が少なく、季節風の強くなるこの時期の、このような繊細な釣りではメリットが光ります。今日の釣り場のコンディションや様々な条件を考えれば10枚釣れれば上出来と考えていましたが、魚からの反応は思っている以上に早く、開始30分ほどで最初の1枚がヒットしました。低水温期のヘラブナは盛期とはまた違い、ファイトの質が変化します。いつもより粘り強く、長く抵抗するヘラブナは、実際のサイズよりも大きく感じるほど。魚がしっかりと寄って来たのを確認出来たらグルテンをコンパクトに柔らかくハリ付けするように心掛けると喰いアタリの出るスピードが早まりました。魚の活性が少し上がって来たように感じた午後からはウキを6㎝ボディ→8㎝ボディに変更し、道糸もナイロンライン→フロロラインに変更。1度リズムが出始めた釣りは、真冬とは思えないくらいコンスタントに釣れ続け、イメージしている以上に十分な釣果と各アイテムのテスト成果をおさめてくれました。

両グル鉄板ブレンドで短期決戦! 栃木県 田島池の釣果と振り返り

いろいろ実験を兼ねて釣りをした割には良く釣れました。両グル特有の小さなアタリも多く楽しめました。

「意外と釣れた」というのが正直な感想です。この冬は、様々なアイテムをテストして新しいセッティングを積極的に導入しているため、釣り自体の精度が上がっているのはもちろん、自分の釣りに足らない部分を上手く道具でカバー出来ている気がします。今回の釣りは短時間釣行となりましたが、納得した部分や新しい発見も多く、思い切って両グルをやって良かったな。と感じられる釣行となりました。

★本日のリザルト★

釣果
満足度
おすすめ度

最後までお読みいただきありがとうございました。

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