釣行記

2023/09/25 爆釣!初秋のチョーチン両ダンゴ!! 栃木県 田島池釣行記

チョーチンか?浅ダナか?

実は前日の夜からずっと悩んでいました。

今朝は子供が通う学校の行事があったため、いつものようにスロースタートとなってしまいましたが、向かう道中でも方向性は決まらず、釣り場の雰囲気を見て決めようと、今日もホームグラウンドの 田島池 へ。

田島池にはマスコットキャラ的なアオサギがいて、ヘラ師達が釣ったジャミを待っています。今日は私のエサにちょっかいを出してきた悪いブルーギルを5匹献上すると、写真を1枚取らせてくれました。

2023/09/25 栃木県 田島池 フィールドデータ

当日の空模様。まだまだ日中の陽射しは強く、パラソルは必須です。

当日のフィールドデータ

2023/09/25 10:00~14:00
天候:晴れ 前日も晴れ
気温:33℃ 前日より5℃上昇
水温:24℃
水質:平常
水量:平水位
風 :時折水面が波立つ程度の東風

当日の水色。秋らしく、場所によって水質が違いました。水の動きが悪い箇所は薄いアオコが発生しているところも。

今回使用した道具と仕掛けのセッティング

今日はエサのブレンドパターンやタッチ感はもちろん、ウキ、ハリ、ハリスなど積極的に変更し、魚の反応を確認しながら色々なセッティングを試しました。チョーチン両ダンゴの時には、ウキだけでも3本とっかえひっかえしています。

スタート時セッティング

竿:8尺
ウキ:PCトップ9㎝ボディ
道糸:東レ(TORAY) 将鱗へら ストロングアイ1号
ハリス:将鱗へら スーパープロPLUS0.5号 上・30㎝ 下・40㎝
ハリ:上下オーナーばり バラサ6号

竿は取り回し重視の8尺を使用。ウキやハリ、ハリスの長さは、状況が良くわからないため、普段使っているセッティングから入りました。もちろん、魚からの反応を見て各パーツを最適化する事が大前提です。

本日のエサとブレンド

今回のエサは「しっかりタナまで持って、かつ軽い」がテーマ。このブレンドをベースに魚のはしゃぎ方、寄り方、寄る量によって手水を打ち、エサのタッチ、開きをコントロールします。

チョーチン両ダンゴの場合、普段はカクシンベースのブレンドを基本としていますが、今日はより「軽さ」を重視したためカルネバをベースにしてブレンドを組み立てました。

カルネバ:2(400cc)

バラケマッハ:2(400cc)

BBフラッシュ:1(200cc)

水:1.25(250cc

エサの仕上がりはかなり硬め。あくまでもこのエサをベースに手水を打って調整する前提で仕上げていきます。ウキの動きを見て水を足すので、最終的に水の量は280~300㏄程度となる事もあり、かなりヤワネバタッチに仕上がります。水分が多い時は普段よりも練り込む回数を増やし、エサにまとまり感が出たらOK。エサの大きさ、エサのつけ方で持たせる時間を調整し、狙ったタナに入る頃に「食べ頃」となるよう意識します。

実釣開始

今回の釣り座は24番。魚影の濃い中央桟橋でありながら、東風を背に出来る絶好のポジションです。

釣り場に到着し、1ボール目は浅ダナ両ダンゴから入りました。周囲を見渡すと浅ダナ、チョーチンともに半分半分の割合でしたが、竿をコンスタントに曲げているのは浅ダナの方。自分自身も釣果を最優先させるなら浅ダナ両ダンゴだろうと予想していたのですが、いざ実践してみると浅ダナで釣れるのはいわゆる「がさベラ」といわれるようなヘラばかりです。釣れるには釣れますが、数枚釣るとすぐに上ずってしまい、タナがぼやけます。また、表層にはブルーギルやクチボソなどのジャミが多く、それらをかわしながら釣っていくのにはストレスを感じます。ウキを大きくしてナジミを早めたり、ハリを大きくしてエサ持ちを強化しましたが思うような効果は無く、2ボール目からはチョーチン両ダンゴに変更。数週間前まで深いタナは反応が悪かったのですが、今日はナジミ際でしっかりウケて、ズバズバとウキが入ります。釣れる時のパターンはほとんどがナジミ際で、1度深ナジミしてしまうとそれ以降はほとんど喰いアタリをもらえない状況だったので、ナジミきってしまう前のアタリを捉えやすくするためにエサを軽く仕上げる事に専念。深ナジミ出来るギリギリまで手水を打ってエサを極限まで柔らかくする方向に調整すると、面白いように同じタイミングでアタリが出るようになります。しばらくはこのパターンで釣り込んで行きますが、やがて魚が上ずり始め、ウキが立つ前につかまってしまう状況に。この状況を打開するためにハリのサイズを6号から7号にサイズアップし、ウキを9㎝から11㎝に差し替えてオモリ負荷量を増やして素早く狙ったタナにエサを届ける作戦に出ます。

さらにその後、ナジミ際のアタリに特化するべく、ウキをPCからグラスに変更。グラスの方がより水中の繊細な変化をとらえ、表現しやすくなります。
もうこの時点で、ほとんど完璧に近い状況でしたが、10回に1回ほど不可解なカラツンが発生します。また、忘れた頃に頬やアッパーにスレ掛かりするので下バリのハリスだけ2㎝詰めました。(40㎝→38㎝に)

途中、エサが軽すぎたためか、はたまたエサのニオイを嗅ぎつけたのか?また、ブルーギルとがさベラが表層に寄ってきてしまいます。超アクティブな彼らは着水したダンゴを追いかけ、ちょっかいを出して来るので振込み後は竿先で水面を軽く叩いて威嚇(笑)。ダンゴに触られてしまうとエサが持たなくなってしまうので死活問題です。最後まで浅ダナの住人には苦労させられましたが、釣果的には大満足な釣行となりました。

爆釣!初秋のチョーチン両ダンゴ!! 栃木県 田島池の釣果と振り返り

もう少し現状の状況把握が早く、時間があったなら、3ケタ釣果も十分射程圏内だったと言えるでしょう。

今日はエサからハリまでトータルのセッティングが上手くいきました。面白かったのはエサが持っていても、バラけてエサ玉が小さくなってしまうとヘラが全く興味を示さなくなった部分。著しく活性の高い状況や高水温の時など、この様な状態に出くわす事がありますが、今日はその典型でした。おかげで無理に粘ることもなく、すぐに割り切る事が出来たので、チョーチン両ダンゴとしては早い展開で釣りを組み立てられたと思います。まだまだ共エサの時期は続くので、次はもっと長尺の竿を使ったダイナミックなチョーチン両ダンゴを予定しておきます。

★本日のリザルト★

釣果
満足度
おすすめ度

最後までお読みいただきありがとうございました。

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