釣行記

2023/09/19 王道の浅ダナ両ダンゴ攻略! 群馬県 海老瀬フィッシングセンター(おばやんち)釣行記

最も得意とする釣り方は?と聞かれたら皆さんはなんて答えますか?

私は迷わず「メーターの両ダンゴ」と答えます。好きな釣り方は?と聞かれても答えは同じです。

この時期はチョーチン両ダンゴも、ホタもやりたいところですが、悩んだあげく大好きな浅ダナ両ダンゴをやろうということで、海老瀬フィッシングセンター(おばやんち)へ2日連続で行ってきました。

2023/09/19 群馬県 海老瀬フィッシングセンター(おばやんち) フィールドデータ

朝、早い時間帯は秋の空ですが、気温が上がる日中は夏の空に様変わりするのが今の時期。夏と秋の両方が楽しめる稀有な期間となります。

当日のフィールドデータ

2023/09/19 7:00~12:00
天候:晴れ 前日も晴れ
気温:34℃ 前日より1℃低下
水温:29℃
水質(濁りや水の色):平常
水量:平水位
風 :ほぼ無風

当日の水色。今日は循環ポンプを稼働させていたので、北から南に水の流れが出ていました。(秒速2センチ位のすごく緩い流れ)

今回使用した道具と仕掛けのセッティング

今回使用した浅ダナ両ダンゴ用のウキ。15尺の竿で6㎝のウキを扱うのは、イメージしている以上に高度なテクニックを要求されます。正確な振込みが必須となる浅ダナの釣りでは、釣具のトータルセッティングも重要です。

スタート時セッティング

竿:15尺
ウキ:パイプトップ6㎝ボディ
道糸:東レ(TORAY) 将鱗へら ストロングアイ1号
ハリス:将鱗へら スーパープロPLUS0.5号 上・20㎝ 下・30㎝
ハリ:上下オーナーばり バラサ6号

※浅ダナの釣りには長尺と言える15尺を選んだのは、昨日の実釣から何となく魚を遠く感じたから。やはり週末を乗り越えた人気管理釣り場の人災は強く、10尺程度の短竿ではサワリももらえませんでした。

本日のエサとブレンド

私の基本となる浅ダナ両ダンゴのエサ達。どこの管理釣り場でも、どの時期でも、安定した釣果をもたらしてくれます。

自称浅ダナ両ダンゴマニアの私は、どんな状況でもこのエサをベースとしています。常に同じエサでスタートし、魚の反応を見てからエサの手直しをして合わせていく事が、私の組み立て方になります。

カルネバ:4(400cc)

バラケマッハ:4(400cc

浅ダナ一本:2(200㏄)

水:2.5(250cc

※水の量はあくまでも目安。ベースとなる量です。ヤワネバが有効な場合は水の量を300㏄まで増やし、練り込む回数も増やします。逆にボソが効果的な時合では、水を少なめにしてサラッとかき混ぜる程度。エサ本来の性質は変えずに、水の量と練り込み方でエサの性格をコントロールしやすいところがこのエサの特徴です。

実釣開始

ダンゴのタッチ感が変化すると、途端に反応が悪くなりました。「持たせ」と「開き」を上手にコントロールしながらタナに入れてあげる事が大切でした。

釣り座も時間帯も昨日と全く一緒の状態から実釣開始。まずは浅ダナ両ダンゴのセオリー通りにテンポ良く打ち返して魚を寄せていきます。打ち始めはビー玉程度の大きめなダンゴを出来るだけ開きが早くなるようラフに、でも、タナまでしっかりと持つようにを意識してエサ付けします。「サワリ」や「ウケ」が出るまではウキが馴染んだら切っては打ち返す、切っては打ち返すをていねいにを繰り返していると、程なくして馴染み際にウケが出始めてズバッと気持ちの良いアタリ。アタリそうなタイミングはつかんでいたのでドンピシャでアワセますが、ダンゴがまだ大きかったからか、硬かったからなのかカラツンになります。
魚が寄って来たのは確認出来たため、ダンゴをひと回り小さく、ていねいに付けてすぐさま仕切り直すと、先ほどと同じようにウキが立つと同時にウケが出始め、馴染み始めたかな?と思った瞬間にドスンとこれまた盛期の両ダンゴらしいお手本のようなアタリで、本日の1枚目を無事仕留める事が出来ました。

それからはどんなエサに反応が良いのか?どのタイミングのアタリに的を絞ると効率的なのか?今日の釣りを煮詰めていきます。魚の寄りや反応を見る限り、おそらく浅ダナ両ダンゴの釣りが今日のベストアンサーであるのは間違いないはず。色々試した結果、魚の位置はかなり高い位置であり、馴染み際の早いアタリを狙うか、もしくは馴染み返しのアタリを獲るスタイルが有効なことが判明しましたが、前者のタイミングはカラツンになる事が多く、後者のタイミングではエサが持たないリスクがありました。どちらのタイミングに絞るのかは結局のところ、1投1投振込んでからのサワリを見て判断する事が1番ヒット率が高く、臨機応変&スピーディーに状況を読み解く必要がありました。
また、エサに関しては完全にボソっ気が必須でした。手水を打ってしまったり、作り替えて直ぐのエサには、面白いほど反応しませんでした。水気をしっかりと吸い込んだ麩が水中で程よく開く事が、今日の釣りでは重要なファクターだったと言えるでしょう。

王道の浅ダナ両ダンゴ攻略! 群馬県 海老瀬フィッシングセンター(おばやんち)の釣果と振り返り

パワフルで強い引きを味わったためか、翌日は肘が痛くなりました。おばやんちでこれだけ数が釣れるのも珍しいことだと思います。

今回は平日だった事や前日に釣り場の状況を確認出来た事もあって、釣果を伸ばす事が出来ました。それでもやはり、当日のコンディションを把握し、しっかりと釣りを合わせる事に時間を要してしまうのは、ヘラブナ釣りのむずかしさでもあり、面白さでもあると思います。もう少しすると、季節の移ろいとともに釣りも繊細さを要求される時期が訪れますが、残り少ない盛期の強い釣りを、今のうちに楽しんでおこうかと思います。

★本日のリザルト★

釣果
満足度
おすすめ度

最後までお読みいただきありがとうございました。

★海老瀬F.C(おばやんち)の釣行記はコチラ!★

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