釣行記

2023/12/02 初冬の段底で新ベら連発! 栃木県 田島池釣行記  

12月に入り冬の釣りを試そうと思っていました。冬の釣りと言えば抜きセットや両グルが代表的ですが、個人的に好きな釣りは段底なんです。この辺りで段底が効果的なのはおばやんちですが、本日は土曜日ということもあって入るすき間も無いくらい釣り座はいっぱい。お隣の砂利穴ものぞきましたが、あまり釣り場のコンディションが思わしくなかったため、今日はどんな時でも私を癒してくれる安定感抜群の 田島池 へ。

2023/12/02 栃木県 田島池 フィールドデータ

当日の空模様。雲一つない絶好の釣り日和でした。

当日のフィールドデータ
2023/12/02 10:00~15:00
天候:晴れ 前日も晴れ
気温:12℃ 前日より3℃下降
水温:11℃
水質:平常
水量:平水位
風 :時折東南の風、微風

当日の水色。少し透明度が上がったような気もしましたが、冬はこのくらいがアベレージだったと思います。

今回使用した道具と仕掛けのセッティング

今回は短竿の段底用として昨年用意していた特製のウキを初投入。「田島スペシャル」と名付けたやや小さめのウキは、比較的浅い釣り場での接近戦を想定した仕様。今日の試し釣りではイメージしていた通りの活躍をしてくれました。

スタート時セッティング

竿:10尺
ウキ:PCトップ7㎝ボディ
道糸:東レ(TORAY) 将鱗へら ストロングアイ0.8号
ハリス:将鱗へら スーパープロPLUS上0.5号 ・10㎝ 下・0.4号 50㎝
ハリ:上・オーナーばり バラサ7号 下・オーナーばり リグル3号

田島池は9尺いっぱいで底を取れますが、今日は少し角度をつけた段底がしたかったため10尺を使用。ハリ、ハリス等は、普段この時期にベースとしているセッティングから入りました。

本日のエサとブレンド

私がメインとしている段底のブレンドパターンは意外とシンプル。ヤグラと段底の比率を変えてエサをコントロールしています。

段底で使ったエサは昨シーズンにベースとしていたブレンドパターンから入りましたが、2ボール目からはバラケの「開き」と「抜け感」を重視したブレンドに変更。バッチリハマったエサは毎投ごとにお手本のようなアタリを連発してくれました。

粒戦:0.5(50cc)

水:1(100cc

~5分吸水~

ヤグラ:2(200cc)

段底:2(200cc)

エサの仕上がりはかなりボソッ気が強く硬め。エサ付けしにくいくらいですが、手水を打ってしまうとヘラブナからの反応が遠のきました。エサ付けする際はヤグラ特有のネバリを生かして「圧」と「大きさ」でタナまで持たせるイメージ。良いタイミングで開くようにコントロールする事が重要でした。

バラケのサイズ感は親指の爪くらい。あまりしっかり付け過ぎるとウキの戻りが遅くなって釣りの展開が悪くなるので、深くナジんだら直ぐに開いてチリチリとウキを戻すようにエサ付けします。

クワセには自家製のさなぎ漬け力玉ハードⅡを使用。段底で長年愛用している逸品です。

実釣開始

釣り座は西側桟橋の103番。水温はギリギリ2ケタ台まで低下してきました。

週末という事もあり、今日は地元の例会組がフラシを降ろしていました。そんな事もあってか、いつもより少し賑わいを見せている田島池。ちょうど良い場所がぽかっと空いていたので道具を用意しながら周囲を見回すと長竿を振っている人を多く見かけます。両グルを打っている人も多かったのでもしや・・・と思っていましたが、段底を開始してほどなく釣れた1枚目はどう見ても新べら。今季はすでに1回目の放流を終えていたので、その残りかな?と考えましたが、サイズの割にパワフルな引きを見せてくれた2枚目も新べらで確信しました。ちょうど知り合いが隣の桟橋で釣りをしていたため話を聞くと、2回目の放流がちょうど1週間前に行われたそうです。その話を聞いた瞬間、両グルの釣りが頭をよぎりましたが、思ったよりも竿の曲がらない周囲の状況に、1ボール目は予定通り段底を打ち切る事に。爆発力よりも安定感に定評のある段底ですが、今日は開始早々ウキが元気に動きます。カチカチとアタる理想的なシチュエーションで、積極的に手を出してはいきますが、スレとカラツンのオンパレードに下のハリスを50→48→46と変更。サワリはいくらか減ったものの、手堅く枚数を重ねる展開となりますが、いかんせん釣りのスピードが遅いためバラケに手水を打って開くスピードを早める作戦に出ます。しかしながらこの作戦は大失敗で、手水を打って水分量を増やしてしまったエサは開きが変化して、魚からの反応が遠のく事となってしまいます。しばらくは同じエサで粘りますが、好転しない状況に残り少ないエサを捨てて1度リセット。次はタックルセッティングを総入れ替えし、新べら狙いの両グルをやろうか?と考えましたが、2ボール目はブレンドパターンを変えてもう少し段底を続ける事にしました。

2ボール目のブレンドパターン

粒戦:0.5(50cc)

水:1(100cc

~5分吸水~

ヤグラ:2(200cc)

段底:1(100cc)

セット専用バラケ:1(100cc)

段底を減らし、その分セット専用バラケを足したのはエサの開きを強化する目的。ヤグラは段底よりも重く、開きが強いため、今日の展開では段底を減らす方が効果的だと感じました。

新しいエサは非常に有効でした。とてもボソ感が強くエサ付けはしにくいのですが、今までのシブい状況がまるでウソのようにサワリが復活します。エサの周りに魚がたくさんいる事が良くわかるほど強烈なサワリが出ますが、イマイチ喰い切らない微妙な状況に下のハリスを46→50に戻すとバラケが落ちてから勝負メモリが出る→カチッとアタるパターンがほぼ毎投連発。微妙にシブい今日の田島池で一時的ではありますが、新べらが入れ食い状態となります。

最後は、上ハリのサイズを7号から6号にサイズダウン。しっかり深ナジミはするけど、いち早くバラケが落ちて直ぐに勝負メモリが出る理想的なセッティングにたどり着くと、午後からは、面白いように釣果を伸ばす事が出来ました。

初冬の段底で新ベら連発! 栃木県 田島池の釣果と振り返り

途中失速する場面もありましたが、12月としては上出来でしょう。

久しぶりの段底でしたが、今日はトータルのセッティングが非常に上手くまとまりました。さらに理想的にするならば、新べら相手という事を考慮してもう少し竿が長い方(12尺くらい)が良かったような気がします。次回は椎の木に行こうと思っていましたが、もしかすると田島池で新べら狙いの両グルをやるかもしれません(笑)。次の釣行までは少し時間があるのでじっくりと考えたいと思います。

★本日のリザルト★

釣果
満足度
おすすめ度

最後までお読みいただきありがとうございました。

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