釣行記

2023/11/30 11月最後のチョーチンセット! 埼玉県 加須吉沼釣行記

今日は加須吉沼でチョーチンセットをやると数日前から決めていました。明日からは12月。本格的な冬の釣りを強いられる前に、自分らしい釣りで数も型も楽しむことが目的です。思っていたよりも西風があって、釣り座に迷いましたがチョーチンらしい力強い消し込みアタリを求めて行ってきました 加須吉沼 へ。

2023/11/30 埼玉県 加須吉沼 フィールドデータ

当日の空模様。西風が気になりましたが天候の崩れは無く、ひとまずは安心しました。

当日のフィールドデータ
2023/11/30 10:00~14:00
天候:晴れ 前日も晴れ
気温:15℃ 前日と同様
水温:12℃
水質:平常よりややクリア
水量:平常
風 :13時頃から強い西風。釣りにならないくらい

当日の水色。水温が下がったせいか少しクリアアップしていました。

今回使用した道具と仕掛けのセッティング

イメージしていたよりもヘラブナ達の活性は高く、バラケをしっかり持たせてどっぷりナジませると強いアタリにつながりました。

スタート時セッティング

竿:10尺
ウキ:PCトップ7㎝ボディ
道糸:東レ(TORAY) 将鱗へら ストロングアイ0.8号
ハリス:将鱗へら スーパープロPLUS 上・0.5号8㎝ 下・0.4号50㎝
ハリ:上オーナーばり バラサ7号 下オーナーばり へら玉釣3号

本日のタックルセッティングは、冬の定番として使っている0.8号の道糸をベースにしたセッティング。盛期よりも1ランクパワーを落した細仕掛けは、より繊細な釣りに特化しています。10尺を選んだ理由は過去の経験から。このくらいの時期は10尺前後のタナが最も安定します。

本日のエサとブレンド

今日は持たせ系バラケの鉄板ブレンドを使用。初心者からエキスパートまで幅広い釣り人が基本とするブレンドパターンは、当日の状況をいち早く知るのにもうってつけです。

セットのバラケは持たせ系の鉄板ブレンドパターンをチョイス。手水や付け方で調整しやすい特性は、常に安定した釣果と場所を選ばない強さがあります。


粒戦:1(100cc)

とろスイミー:0.5(50cc)

セットガン:1(100cc)

水:2(200cc

~5分吸水~

セット専用バラケ:1(100cc)

セットアップ:1(100cc)

BBフラッシュ:1(100cc)

今回も前回の椎の木釣行で活躍した自家製のさなぎ漬け力玉大粒をクワセに使用。一切の妥協を許さない完璧な布陣で挑みます。

実釣開始

水温は約12℃で今日の釣り座は161番。中央桟橋の北向きの釣り座になります。少し水深の浅い場所を選んだ理由は、釣れなかった場合、段底にシフトしようと考えていたからです。

ここ数日でより一層寒暖の差が激しくなりました。もはや晩秋というよりも初冬といった方がしっくりくる朝の気温は4℃。予定通り到着した吉沼は思ったよりも混雑していて、良さそうな釣り座はほとんど埋まっている状態でした。今回は万が一のためにバックアップでは冬の釣りの代名詞でもある“段底”をやろうと思っていたので、水深は約5mちょっとの161番の釣り座を選択。まずは今日のメインであるチョーチンの用意をしながら、いつも通り周囲を見渡し観察すると、ここは本当に吉沼なの?と感じるくらい釣れていません。ほとんど竿を曲げている人を見ないような状況に、少し不安を感じつつもエサ打ちを開始。ウキが沈没するくらいしっかりとナジミを入れ、タナを作る事を意識しながら約40分ほど打ち続けると、1ボール目の2/3を打ち終わる頃にやっとサワリらしいサワリが返ってきました。

どう見ても単発と思われるサワリの主を仕留め、ボウズは逃れましたが、後が続きません。もしかしたらもうすでに水の中は冬。釣るには「抜き」の釣りなのかも・・・と考えもよぎりましたが、エサのタッチや大きさを変えながらアプローチを繰り返していくと、徐々にではありますが魚からの反応が増えてきました。

ヒットパターンとしてはトップまでしっかりとナジませた後、返してきた時に小さく「チクッ」とアタるパターン。11時を過ぎて風が少しおさまりはじめると、魚のタナが上がったのか?はたまた活性が上がったのか?カラツンが増えます。上手くハリ掛かりしてもアッパーなどスレが連発する状況に下のハリスを50→48→46㎝に変更。サワリは少し弱くなりましたが、今までよりも一層強さを増した喰いアタリに、釣果にもスピード感が出てきます。ほぼ毎投ごとに出る強いアタリはタナがしっかり出来上がっている証拠。周りのシブい状況を考えれば、何か秘密のエサでも使っているようにすら見えるコンスタントな釣果に気を良くしましたが、13時頃になると強い西風により釣りにならない状態に。朝から時折強さを増す西風は、ここまで本格的に吹き荒れてしまうと強い流れも発生し、10尺の竿ですら正確な振込みが出来ません。クワセとバラケが上手くリンクしない状態では釣果どころかサワリも激減し、2ボール目を打ち終えたタイミングで納竿としました。

11月最後のチョーチンセット! 埼玉県 加須吉沼釣行記の釣果と振り返り

釣れるには釣れたけど不完全燃焼となりました。途中経過を考えれば良いペースだっただけに悔やまれます。

釣り方自体は限りなく正解だったと思いますが、タナやエサも良い感じだっただけに最後まで釣り切りたかったというのが正直なところです。思ったよりも魚の活性は高めで、しっかりとバラケが「持っている」状態でしかアタリをもらえなかったのは意外でした。チョーチンセットはバラケのコントロールがカギとなりますが、今日は改めて基本を再確認する事が出来たのも収穫の1つ。チャンスがあれば、またチャレンジしたいと思います。

★本日のリザルト★

釣果
満足度
おすすめ度

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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