金、土は休みで日曜日は仕事。そして月曜日の今日はまた休みの変則的なシフトでしたが、今日は始めから加須吉沼に行こうと思っていました。少しだけ椎の木に行こうかな?といった考えも頭をよぎりましたが、経済的な事情ですぐに迷いは消えました。3年ぶりの木枯らし1号が吹いた肌寒い1日でしたが、おこずかい制の私にとって平日は入場料半額というこれ以上にない頼もしい価格設定を追い風に、行ってきました 加須吉沼 へ。
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2023/11/13 埼玉県 加須吉沼 フィールドデータ
当日の空模様。気温はそれなりでしたが風が強く、肌寒い1日でした。
当日のフィールドデータ
2023/11/13 9:30~15:00
天候:晴れ 前日も晴れ
気温:14℃ 前日より2℃上昇
水温:17℃
水質:平常
水量:平常
風 :11時頃から強い西風、ウキがナナメになっちゃうくらい
当日の水色。前回とさほど変わりはありませんでした。
今日の釣り座は186番。中央桟橋のちょうど真ん中あたり、南向きの釣り座になります。
今回使用した道具と仕掛けのセッティング
今日はバラケの持たせ方が超重要でした。狙ったナジミ幅が出るように硬さと大きさに工夫が必要でした。
スタート時セッティング
竿:10尺
ウキ:PCトップ7㎝ボディ
道糸:東レ(TORAY) 将鱗へら ストロングアイ1号
ハリス:将鱗へら スーパープロPLUS0.5号 上・8㎝ 下・40㎝
ハリ:上オーナーばり バラサ7号 下オーナーばり へら玉釣3号
久しぶりとなるチョーチンセットのスタート時セッティングは、まだ水温が高く、ヘラブナ達の活性も良好な時期に私がスタンダードとしているセッティングを使用しました。10尺を選んだ理由は最近曲げていなかったから。で、特に理由はありません。
本日のエサとブレンド
セットの釣りは様々なエサを使います。今日はしっかりと準備していたので、普段使用している王道のブレンドパターンでスタートしました。
セットのバラケは状況によってブレンドパターンが変わるので、使う可能性のあるモノをフルラインナップで用意しました。今日使用したものは、王道のブレンドパターンと言えるバラケをベースにしましたが、魚やウキの反応を見て少しずつ変化をつけました。
粒戦:1(100cc)
セットガン:1(100cc)
水:2(200cc)
~5分吸水~
セット専用バラケ:1.5(150cc)
セットアップ:1.5(150cc)
セットが優勢な状況とはいえ、まだまだヘラブナ達の活性は高いと思われたため、クワセにはド定番の力玉大粒(ノーマル)を使用。場合によっては自家製のさなぎ漬け力玉もスタンバイさせておきましたが、今回は出番がありませんでした。
実釣開始
水温は約17℃でイメージしていたよりも高めでした。
セットの感覚を取り戻すべく、1つ1つ確認しながら実釣開始。しっかりとウキをナジませ、タナを作る事を意識しながらエサ打ちを繰り返します。1ボール目は上記のブレンドパターンでメインとなるセット専用バラケとセットアップを50㏄ずつ減らし、かわりにパウダーベイトスーパーセットを100㏄追加しました。スーパーセットを締めエサとして使用したのはバラケのまとまり感を強化し、ダンゴチックに使いたかった事。(活性が高い場合はダンゴチックなバラケの方が効果的な事が多いので、それを狙ってのチョイス)重さと粘りをプラスしてタナとエサの開きをコントロールする狙いがありました。全体的な釣果としてはけっこうシブい状況らしく、となりに座っていた12尺チョーチンの方は7:00からはじめてまだ4枚目だよ。と教えてくれました。半ボールを打ったあたりから少しずつ弱いサワリが出てきましたが、イマイチ強い決めアタリがもらえず、しばらくは我慢の時間が続きます。
おぼろげに見えてきたのは深くナジませた時だけ良いサワリが出る事。ウキが沈没するくらいしっかりとナジませるとウキがスッと入るのでウキを7㎝ボディから9㎝ボディにサイズアップして浮力を強化し、沈没するギリギリの状態でこらえやすくします。バラケを少し大きめに、しっかりとつけて深ナジミさせてからジリジリと返ってくるように打っていくと、間もなくして突然消し込むようなアタリが出ます。
1枚目を取り込んで気を良くしていると、次の1投でも目の覚めるような消し込みアタリが続きます。「これは早くもパターン成立か?」と内心喜んだのもつかの間。その後は反応も薄くなり、攻め切れない時間が長くなります。弱いサワリは少しありますが、何というか魚があまりタナにいない感じ。底釣りのような弱いアタリにも手を出しますが、カラばかりが増えていってしまいます。ハリスの長さを変更したり、ハリのサイズを変えたりといろいろ手を打ってみたものの、魚との距離は一向に縮まらず、11時を過ぎた頃になると西風が本格的に強くなり始めて、一時的に釣りにならないような状態へ。チョーチンなのにウキは流され、バラケとクワセを上手く合わせる事が出来ないばかりか、消し込みでもしない限りアタリを取ることが出来ないほど微妙なウキの動きがかき消されてしまいました。
この時間帯でほとんどの釣り人が釣りにならず帰ってしまいましたが、私は2ボール目に突入。待ちの時間が多くなってしまったので、バラケがもう少し早く落ちるようにスーパーセットを抜いてシンプルなブレンドパターンに戻し、巻き返しを狙います。これまで釣ってきた感じだとやはり深くナジませてから、ゆっくり返してアタらせるパターンがベスト。すっかり感覚を取り戻した手でバラケを微調整し、風による流れを考えながら釣りを続けると、ポツポツとですが、チョーチンらしい強いアタリをもらえるようになり、強風と戦いながらも制限時間いっぱいの15時まで釣りを楽しむ事が出来ました。
チョーチンセット開幕! 埼玉県 加須吉沼釣行記の釣果と振り返り
盛期ほどの爆発力は無くなったものの、それなりには釣ることが出来ました。今日の釣り方が大正解の釣りだったか?と聞かれればそうではありませんが、チョーチンセットで釣る事と10尺を曲げる当初目的は達せられました。
なかなか難しい1日でした。ポツポツと拾う事は出来ましたが、思うがままにガッチリと釣り込むまでにはいきませんでした。セット釣り自体は正解だったと思いますが、魚はもっと浅いタナで、釣り込むなら8か9尺がベストだと思われ、10尺では深すぎた気がします。また水温、ヘラブナの活性共にまだまだ高く、ダンゴでも押し通す事は出来たかな?といった印象が残りました。やっかいな強風が吹いていたため、ラインコントロールが非常に大変で、バラケのコントロールと同じくらい道糸や仕掛けにテンションが掛からないようにする事も、今日の釣りでは非常に重要であり、アタリをもらうためにはとても大切なファクターでした。次回はもっとベストなコンディションで、納得の出来るリベンジをしたいと思います。
★本日のリザルト★
釣果
満足度
おすすめ度
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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