釣行記

2023/10/27 両グルで新ベラ攻略! 群馬県 海老瀬フィッシングセンター(おばやんち)釣行記

最近好調で数、型共に狙える上に平日は半額の加須吉沼か?この時期に新べらを放流する事の多い海老瀬フィッシングセンターか?当日の朝までどちらに行こうか正直悩みました。最近足が遠のいていたおばやんちでしたが、昨年はちょうど今時期に新ベらを放流があって非常に楽しめました。この時期1番の楽しみと言えばやっぱり新ベらと言えますが、放流されたがどうか?は情報が無く不明。楽観的な私はたぶん放流されているだろうと、一か八かの可能性にかけて本日は海老瀬フィッシングセンター (おばやんち)へ。

2023/10/27 群馬県 海老瀬フィッシングセンター(おばやんち) フィールドデータ

当日の空模様。抜けるような青空は陽射しも強く、意外と暑かったです。

当日のフィールドデータ

2023/10/27 10:00~15:00
天候:晴れ 前日も晴れ
気温:23℃ 前日と同様
水温:20℃
水質(濁りや水の色):平常
水量:平水位
風 :ほぼ無風

当日の水色。前回遊びに来た時よりも透明度が上がっていました。

今回使用した道具と仕掛けのセッティング

ウキは新ベら特有の小さく、繊細なアタリをとらえるために、底でも宙でもPCを使用。軽いグルテンの状態を的確に把握する部分においても活躍します。

スタート時セッティング

竿:18尺
ウキ:PCトップ12㎝ボディ
道糸:東レ(TORAY) 将鱗へら ストロングアイ1号
ハリス:将鱗へら スーパープロPLUS0.5号 上・40㎝ 下・47㎝
ハリ:上下オーナーばり バラサ5号

まずは釣り場のコンディションと状況を確認するために安定感のある底釣りから開始。底自体は3本程度で十分取れますが、おばやんちは昔から長竿が有利。新べらを狙う際にも沖目を攻略する事はセオリーとなっています。

本日のエサとブレンド

本日は2ボール目から新ベら狙いの両グルテンへシフト。四季+新ベらグルテンのゴールデンコンビは、新ベら攻略の鉄板と言えます。

本日は新ベら狙いのため、グルテン四季をベースにしたエサをメインとしました。

グルテン四季:3(150cc)

新ベらグルテン底:1(50cc

水:4(200cc

エサと水の分量はパッケージの裏書にもある基本通りの配合。(1:1)四季単品でも十分ですが、新ベらグルテン底を1/4足しているのはエサの開きを強化する狙いがあります。グルテンは集魚効果が弱いので、ちょっとしたひと工夫が釣果を大きく左右します。

実釣開始

水温は約20℃。予想以上の高水温は魚の動きに多大な影響を与えます。

はじめの1ボール目はいつも使っている通常のダンゴからはじめました。半分ほど打ち終えたあたりでサワリが強くなり始め、ほどなくして1枚目を取り込みましたが隣に陣取っている常連さん達の話では、今日は非常にシブい状況のようです。期待していた新ベらは10/16に500㎏放流された事を教わり、本日の「目的」はひとまず達せられそうだとひと安心しました。2ボール目からは本格的に新ベら狙いにフォーカスしようとエサをド定番のグルテンにチェンジ。放流から10日以上経過している事を考えれば新ベら達も徐々に落ち着きを取り戻して底に定着し始めるタイミングです。とりあえずはエサだけを変更して底釣りを継続してみますが、どうも魚自体は高い位置にいる様子。エサが底に着く途中でサワリが多く、しっかりナジミきってしまうと途端に動きの無くなるウキに、どう考えても底より宙の時合と判断して、午後からはタックルを大幅に変更。チャカグル(浅ダナの両グルテン)で積極的にアプローチし、やる気のある魚に的を絞ります。

チャカグルのセッティング

竿:15尺
ウキ:PCトップ6㎝ボディ
道糸:東レ(TORAY) 将鱗へら ストロングアイ1号
ハリス:将鱗へら スーパープロPLUS0.6号 上・45㎝ 下・60㎝
ハリ:上下オーナーばり バラサ5号

タナはメーター規定ギリギリの1mでウキはPC、ハリスを太く、長くしてナジミ際のアタリに全集中する作戦とします。まずは手返しのスピード重視して魚をタナに寄せる事に専念。ウキがどっぷりとナジミきってしまってもサワリがないようならすぐに切って打ち返しを繰り返していくと、徐々にウキの動きが活発になって、魚からの反応が出始めます。

集魚力の弱いグルテンに集魚効果をプラスするには「粒戦細粒」をまぶし粉として使うと効果的。この時期は最強の新ベらパウダーとして活躍してくれます。

サワリの出始めた頃はヘラなのか?ジャミなのか?わからない状態でしたが、しばらくカラツンが続きました。(おそらくはブルーギルなどのジャミ)とにかくこの時期の新ベらはどのアタリを取るのが正解なのか?実際に取って見ないとわかりません。新ベらのアタリはただでさえ小さく、繊細ですが、ナジミ際のたるんだハリスから出るアタリを取る難しさは別格。しばらくは釣果に結び付かない時間が続きましたが、割り切りの良い手返しとエサ打ちのおかげかウキは少しずつ動くようになり、チャカグルを開始して1時間のしないうちに、しっかりとしたアタリが連続。カラツンを交えながらではありましたがコンスタントに積み上げられるようになりました。

両グルで新ベラ攻略! 群馬県 海老瀬フィッシングセンター(おばやんち)の釣果と振り返り

今回は途中で浅ダナの両グル(チャカグル)にシフトした事が功を奏しました。底釣りのまま通していたら釣果は半減していたでしょう。

周りの釣り人がシブいシブいと口々に発している中、それなりには釣り込む事が出来ました。(しかしながら満足とは全然言えませんw)比較的深いタナを狙っていた人の方が安定感もあったようですが、内容を聞いてみるとセット主体の釣果だったようです。全体を通して見れば非常に気難しい1日でしたが、それもまたこの釣り場の大きな魅力の1つ。しっかりと基本を抑えて淡々と時合を作っている釣り人が、釣果を伸ばしている印象でした。2回目の放流はまだ未定との事でしたが、情報が入り次第、また遊びに行ってみようかと思います。

★本日のリザルト★

釣果
満足度
おすすめ度

最後までお読みいただきありがとうございました。

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