「久しぶりに柳生フィッシングパークに行こう。」
どこに行こうか考えていましたが、急にヒラメキました。柳生に行くのは何年振りか思い出せないくらいですが、子供の頃は何度か足を運んだ記憶があります。最近では比較的耳にする事の多くなった有名な釣り場にもなっている事から、今朝は子供をサッサと学校へ送り出して目的の 柳生フィッシングパーク へ。
1号池
柳生F.Pはコンクリート打ち抜きで足場の良い1号池をはじめとして複数のフィールドから構成されている管理釣り場。放流量も多く魚影の濃さは抜群です。
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2023/10/16 群馬県 柳生フィッシングパーク フィールドデータ
当日の空模様。10月中旬にも関わらず、夏日となる天気でした。
当日のフィールドデータ
2023/10/16 10:00~15:00
天候:晴れ 前日は午前中雨のち晴れ
気温:26℃ 前日より3℃上昇
水温:18℃
水質:平常
水量:平水位
風 :午前中西風、午後から東風。水面が波立つ程度
当日の水色。久しぶりの柳生なので良くわかりませんが、昔からこんな水色だったと思います。
今回使用した道具と仕掛けのセッティング
今回重要だったのは・・・エサかな?底釣りでも宙でも、どんなブレンドパターンかより、はしゃぐヘラブナ達に落とされないしっかりとしたエサ付けが必須でした。
スタート時セッティング
竿:9尺
ウキ:パイプトップ6㎝ボディ
道糸:東レ(TORAY) 将鱗へら ストロングアイ1号
ハリス:将鱗へら スーパープロPLUS0.5号 上・30㎝ 下・40㎝
ハリ:上下オーナーばり バラサ6号
フィールドの状況が全く分からないため、とりあえず得意の浅ダナ両ダンゴからスタートして様子を見る作戦に。前々回の椎の木湖釣行で使ったセッティングをそのまま使用しています。メーター規定があるのでウキ下は1mとし、魚達のご機嫌を伺っていきます。
本日のエサとブレンド
今回使用したエサは、今年の浅ダナ両ダンゴで一番釣果の良かったベストブレンド。そのシーズンによって有効なエサってけっこう変わりますよね?
今回は浅ダナ両ダンゴのエサとしてバランスの取れたブレンドパターンを採用。魚からの反応やウキの動きを見て、アジャストさせやすい性格は、どんな状況にも対応できる懐の深さがあります。
カルネバ:2(400cc)
バラケマッハ:1(200cc)
凄麩:1(200cc)
浅ダナ一本:1(200㏄)
水:1.25(250㏄)
このまま作るとエサの仕上がりはいつも通り硬め。あくまでもこのエサをベースに手水を打って調整する前提で仕上げていきます。ウキの動き方とエサの持ち具合で水を足す前提なので、最終的に水の量は280~300㏄程度入ります。ヤワネバタッチに仕上がったエサを練り込みながら、反応の良い硬さやタッチ感を探っていきます。
実釣開始
メーターでも底釣りでも目的に応じてウキをセレクトする事が、しゃぐヘラブナ達をコントロールするために必須となりました。
久しぶりの柳生は状況がわからなかったので、最初は浅ダナ両ダンゴから入りました。開始して直ぐにサワリが出始め、10投目くらいにはウキの周りにヘラブナがチラホラ。程なくして1枚目を釣った頃には水面に背中を出して泳ぐヘラがいるほど湧いてしまっている状態でした。この釣り場はメーター規定があるためウキ下は詰める事が出来ず、それがまたむずかしい状況を作っています。しっかりエサを締めないとウキが立つ前にエサは落とされ、なかなかナジませてさえもらえなかったため、ハリのサイズを6号→7号にサイズアップしてエサ持ちとナジむ力をアップさせると同時に、ウキを前回同様PCトップに変更して、ナジミ際のアタリを狙っていくスタイルに変更します。
この作戦は見事的中?し、1ボール目を打ち終わった時点での釣果は37枚でした。このまま高活性なヘラブナ達をコントロールしながら釣り続ける事も可能ですが、せっかくの高活性なので他の釣りを試してみる事に。ヘラブナ達を落ち着かせて1匹1匹しっかりと釣り込むにはチョーチンよりも沖目を狙った長尺の底釣りが面白そうだと思えたため、手持ちの竿では1番長かった18尺を取り出して再度チャレンジ。エサを地底に落ち着かせればいくら活性の高いヘラブナ達でもコントロールはかんたんになるはずです。
底釣りセッティング
竿:18尺
ウキ:パイプトップ12㎝ボディ
道糸:東レ(TORAY) 将鱗へら ストロングアイ1号
ハリス:将鱗へら スーパープロPLUS0.5号 上・30㎝ 下・38㎝
ハリ:上下オーナーばり リグル6号
エサはコチラのエサを使用しました。
このような考えから始まった底釣りですが、狙い通り徐々にウキの動きは落ち着きを取り戻し、ヘラブナ達を底に向けさせる事に成功します。比較的平坦だった地底は底釣りに最適で、道糸とハリスのテンションを微調整しながら狙ったように出したカチッとしたアタリは格別でしたが、20匹も釣った頃から反応に違和感を感じはじめます。およそ底釣りとは思えない大きくてダイナミックなアタリの連発に、底を取り直してみると先ほどよりもウキ半分くらい掘れてしまっていたので、底を取り直して釣りを再開。18尺はイメージしている以上に重く、途中で竿を短くしましたが、こちらではなぜかアタリをもらえず、直ぐに竿を戻します。
午後に入るとヘラブナ達の活性は最高潮。底釣りをしているにもかかわらず、一時的に底を取れない状況になってしまいます。どんなにていねいに振り込んでも上のタナでウケてしまってチョーチンのようなズバ消しが連発(笑)ウキのサイズをアップして対応しようか迷いましたが、ちょうどエサが終わったため、終了としました。
なんでもバホバホ! 群馬県 柳生フィッシングパーク釣行記の釣果と振り返り
途中から数を数える事が面倒になってこの釣果は13時頃までの釣果です。ちゃんとカウントしていれば3ケタは確実な状況だったかと思います。
正直なところ、今回はあまりにも釣れ過ぎてしまったため、途中から釣りがかなり雑になってしまいました。浅ダナから底釣りまで、様々な釣り方で釣果を残せる魚影の濃さは苦手な釣りを練習する時や初心者の方にうってつけだと思います。地底も良く、湧き水を使用している釣り場でもあるので水温も安定しやすく、厳寒期の底釣りや段底では面白い釣りが展開出来るのではないでしょうか?厳しい時期を迎えたら、また行ってみようと思います。
★本日のリザルト★
釣果
満足度
おすすめ度
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
群馬県 柳生フィッシングパークへのアクセス
▪住所:〒374-0121
群馬県邑楽郡板倉町大字下五箇2060
▪営業時間:6:00~16:00(最終入場13:00まで)
▪釣り料金:平日1,100円 新ベラ放流期間 別途平日400円、土日祝500円
▪交通:東北道、館林ICを降りて国道354号を古河方面へ。谷田川に架かる橋を過ぎたら、1つ目の交差点を左折し直進。3つ目の交差点を右折して少し走り、左手に見えてくるのが柳生フィッシングパーク(最寄IC:東北道・館林IC)
主な規定:竿は自由 タナ,第一オモリ上部より浮子止めゴムまで1m以上(メーター規定)生エサ、オカメ禁止、例会以外ノーフラシ